良いお年を

この言葉が
巷で聞こえ始めると
年の瀬が近くなっている実感が
なんとなく湧いてくる
皆、家に帰り
年を越す支度を始める
静岡に来る
4年前の大晦日は
東京は大雪が降っていた
きっと実家で過ごす
最後の年越しだったのだろう
東京に住んでいる時は
一年に一回は雪が降っていた
雪が降ると色々と大変なのだが
静岡にいると雪が恋しくなる時がある
これから住む京都は
きっと雪の降る街だろう
しんしんと街を埋め尽くす
雪はとても不思議な気持ちになる
でもきっと
そんな街で交わされる
「良いお年を」という言葉は
冬支度にぴったりなのだろう